当選した。
まさかと思ったけれども当選した。
ただのディナーショーではない。
クリスマスディナーショーである。
それもトニセンによるクリスマスディナーショーである。
そんな素晴らしい時間が他にあるだろうか。いやない。
15時ぴったりに出現した「第1希望当選」の文字。
歓喜に咽ぶわたしだったが、ふと我に返った。
そんな滅多にないプレシャスな場に、もさっとしたがきんちょのようなこの容貌でのこのこ出向くことなど出来るはずがないではないか。
わたしは決意した。
自分史上最も綺麗なわたしで行こうと。
どこで自分史上一の美を発揮しようとしてんだという感じだが、今回のトニセンディナーショーというものはわたしにとってはたとえば自らの結婚式と同等、いやそんなものと比較にならないくらいこの上なく重要な一大事なのである。どんだけ。
数えたらあと約2ヶ月だった。
2ヶ月あれば十分見た目を変えられる。多分。
マジ、本気出すよ。
自分の姿がトニ様の目に入る可能性があるのにここで本気出さないわけにはいかない。
だって超超超大好きな爆イケ鬼モテミラクルトリオ20th Century様との夢のひとときだよ?!?
それに次回はまた18年後かもしれないじゃん??!?!!
本気の出しどころがおかしい気もするけど、これはわたしの燃えたぎるトニセン愛ゆえである。
選ばれしトニファン(?)として恥じない姿で愛する人々との素敵な時間を過ごしてみせるぜ。