TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星 DVD雑感☆本編☆


TTT『戸惑いの惑星』本編の雑感です。
なんであえて雑感というかっていうと、ちゃんとした感想を述べようとすると考察になっちゃって、しかもその量がとんでもなくなるので、やめます。今回は。

だって考察ノートも記憶を頼りにしていた円盤発売前の段階で余裕で一冊書ききっちゃってるし、円盤手に入れてしまった今となっては考察はかどりすぎてまだまだ書きたいこと考えたいこと山ほどあるし、あんたは論文でも発表するんですかってくらい毎日頭使って考察に励んでるんで、ちょっとね、やめておきます。
我ながら引いてるよ、うん。

考察にならない、感想めいたことを、簡単に、ごく簡単に、述べる予定です、この記事は。
大丈夫かな…

これ結構ツッコミ入れるんで、夢というか物語が壊れるんで、ものすごく壊れるんで、苦手な方はお帰りください。
ツッコミというよりはもはや粗捜しというか貶しというかケチつけてるようにすら思われるかもしれませんが、わたしは戸惑いの惑星大好きなんで、超大好きなんで、愛してるんで、そこは誤解なさいませんよう。
苦手な方はどうぞお帰りくださいね
どんだけの方が見てるかわかりませんけども。

🔔チリンチリン♪

ドキドキ、ワクワク。
あ~よみがえる~~~。
キャー来たー!

登場しました、トニセン。
撮影日は2月7日。
わたしが二回目の観劇をした日。

坂本くんなんか、いきなり戸惑ってない?
歩き方っていうか、歩の止め方っていうか。
これ、二階席の下手の端から見てたけど、坂本くん緊張してるのびんびん伝わってきたよ。笑
先走るけどカテコでああやっぱりそうだったんだ(笑)って思った。

重々しく仰々しい声を出す長野くん、謎に圧があってよいです。
注意事項大事だよね。

出たよ、手紙。
まさかこれが約1年の時を経て、わたしたちの手元にも届くなんてね、感慨。

この冒頭のトークのあたり、思いっきり芝居がかってる長野くんとお芝居のはずが自然体にしか見えない井ノ原くんとお芝居にも自然にも見える坂本くんっていう三者三様のグラデーションみたいな「在り方」がなんかもう既に深いとかよくわからない感想を抱きます。
あと椅子の座り方が3人ともらしさが出てて感動する。

(^▽^・)外側ァーっ!
かわいい。

坂本くんが「あんまりそういうの信じてないんだよね、超能力的なのは」って言った後の長野くん、ちょっと残念そうというかあんまり納得出来ないみたいな顔してるの、もう三池と由利の人格入ってきてんのかな~。

井ノ原くんが昔語りする時の♪たーらーらーら~ん って音楽で涙出てくるレベルには迷いの病は重症です。

DVD観てやっと(なのか当時気づいてたけど忘れてたのか)いろんなとこで同じ音楽が流れてる…!って気づけたのは鳥肌立ったし考察がはかどりまくってありがたい。
Change Your Destinyなんかいろんなとこで使われまくってて鳥肌立ちまくったよ…

とりあえずこの♪たーらーらーら~ん は『迷いの~』の長谷川少年期の語りの部分でも流れてるのに気づいた時はぶわって涙出た。末期。

長野くんのキョトン顔ちょーかわいい~無理~好き~♡

よろめいた後の井ノ原くんの目のキョトキョト具合が、迫真すぎてもはやホラー。
ここ、アニメとか映画とかみたいな映像作品だったら多分背景揺らめいて歪んで景色変わってるよね。(?)

しかしもうストーリーを把握しているわたしにはそれよりもっと気になってしまうことがある。

長 谷 川 タ メ 口 問 題

あなた三池由利の2つ後輩では…?

由 利 W i k i p e d i a 引 用 問 題

あなた学者では…?

あと、三池さ、やたら記憶力いいよね、2つ下の長谷川のことわかるし*1長谷川は由利んちの店に来てたらしいしサエコと接点あったんだろうから由利はわかってもおかしくないけど、三池と長谷川は接点なかっただろうに数十年後もわかるというのは地味にすごくないか?と。長谷川が井ノ原くん的なお調子者キャラとかで有名人だったとしたら知ってる可能性はあるけれども、由利もわかるし、由利ママも知ってるし、でもサエコのことだけは最後の手紙のいろいろで気づくまでわからないっていったいなんでなんでしょうか。
あれかな、女の人って化粧とかで変わるしね。
30年とかぶりの再会だしね、うん。
でもさ、「顔と名前が一致するほどではない」と言いつつ会った時名乗らないでもみんなお互いわかったんだし顔と名前一致してるじゃん?って思うんだけど…

字幕の「俺たちっち」ってのはなんとかしてw
変なとこでツボってしまうw

送 り 主 メ ア ド 知 っ て る 問 題

不審にもほどがあるメールに対し「気になるから」と言って呼び出しに応じてしまう素直な3人。
なんか変な詐欺みたいのだったらどーすんのよ、とか言い出すと話が進まないので措いておきます。
多分呼び寄せられることは運命で決まっていたのでしょう。

楽器を用意して曲を頼りに記憶を蘇らせて…っていう超遠回りなまどろっこしい手段から始まる壮大な物語。
数十万とか普通にする金管楽器3つも用意するってえっどこにそんな金が、とかえっなんでみんな吹けるの、「吹いてみる?」「いいよ」って普通吹けないでしょ、とか冷静になるとものすごいツッコミどころ満載なんだけど、夢を見たいので気にしないようにします。
そんなこと言ってると夢がなくなる。

楽譜をしまう長谷川くんのどこか愛おしげで優しく哀しい目よ…

場面は変わって、病院。
三池の問いに無言で首を横に振る由利(というか長野くん)がどことなく赤ちゃんみたいでかわいい。

家 業 説 明 な し で わ か る 問 題

顔 と 名 前 一 致 し な い 程 度 の高 校 の 同 級 生 を 称 し つ つ 小 学 生 時 代 の エ ピ ソ ー ド 知 っ て る 問 題

由利ママ町内で有名だったじゃんって、いや、え?笑
このふたりどんな距離感なのよ???

坂長偏愛のわたしが爆発する問題のシーンはこちらです。
伊達に現存最古のシンメではないなと。息ぴったり。

駄々をこねる小学生を演じる坂長もウキウキを隠しきれないストーリーテラー長谷川もかわいくてたまらない小説冒頭のシーン。
ほのぼのとしたBGM、冒頭の井ノ原くんの昔語りと長谷川の昔語りという場面のリンクになんか涙が出る。

三池の絵に喜ぶ紳士の後ろでニッコニコの長谷川よっちゃんかわいいよー…

長谷川の無邪気な問いと興味が三池を傷つけ、やり場のない怒りをぶつけてしまう三池。
坂本くんこのあたりの怒りの表現がうますぎて、それを受ける「怒らせちゃった…?」の井ノ原くんもうますぎて。
ふたりの気持ちのこすれ合いみたいのがキリキリきて泣けてくる…

(^▽^・)倍ッ!
かわいい。

(´ε`)すまんすまん(ちょいちょい👉)
ちょ~かわいい〜いいいいいい!!!!!!

井ノ原くんさ、この教授ボイスでジブリ映画の老人とか仙人系の役の声やってくれないかな。笑
由利の「お話してませんでしたっけ?」に対する「多分」の声がなんか特にツボだった。

こんんんなかわいいおじいちゃん教授と哀愁漂うイケオジ教授がいる研究室、わたしならゼミ入るし暇さえあれば居座るけど?ていうかもはや住むけど???ていうか由利独身だろうから結婚しry
ゲフンゲフン。失礼。

由利にしみじみ「いい妹です」って言われたい人生だった…かもしれない…妹じゃ恋出来ないからいいんだ…うん…

病室に戻って、由利が三池の今について尋ねるとこ、ふたりが、三池が切なくて…
坂本くんの表情うますぎませんか…ずるすぎる…
んで長野くんの憂いを湛えた目元が美しすぎる…

字幕、(主婦)じゃなくて(マダム)にしてほしかった。
いや主婦は主婦なんだろうけど、あの装いはマダムでしょう。
横文字にこだわる主婦だからこそマダム表記であってほしかった。笑
まあでもなんにしてもマダムロシかわいいし美人だから許す。

(^▽^・)本当のことを言わなかっただけ🤔(すっとぼけ)

ヤクザさんはねえ、当時のバイト先にめっちゃキャラ似てる先生がいたの、話し方とかすごい似てて、劇場で「○○先生www」ってなってしまった。
すごくよくしてもらった先生だったな。お元気かな。関係ないなこの話。

悩む井ノ原くんちょーーーかわいいいいいいぃぃぃ!!!
もっといじわるしたくなっちゃう!!!!!!(ごめん)

瞳孔開いたような頭イッてる感じ(失礼)の坂本くん、ヤバくてよいです。ヤバさがよいです。
去り際の「じゃーな~」の狂気。素晴らしい狂気を感じる。

あーーー長谷川くんーーー抱きしめてあげたい…

歌詞に合わせて夜空を見上げるぼんやりと疲れた目をした長谷川くんに泣ける…
そしてサエコとの邂逅を語る早口の悲痛さよ…

坂本くんなんなんすか、泥酔感が、うますぎる。

(^▽^・)バーボンロック、ダブルで
これ長野くんもう二度と言わないだろうな。

(●●)いいからいろよ
ギュゥゥゥン!!!(心臓を鷲掴みにされる音)

前もどっかで言った気がするけど、あんな酔いつぶれた坂本くんにいきなりこんなこと言われたらわたし永遠にそこにいるよ??????

全身からハッピーオーラ振りまくミュージカルスター降臨!!!
んで夕ドロが!かわいい!!!かわいくて腹立つレベル。
目と情緒が忙しい、ここ。

「おとなしく帰んなよ(●●)」がやたらイケボだけど、そんなこと言われたところでわたしはそこから動きません。
いや言われてないんだけど…

由利ママの想いも刺さる~よね~…親心…
悲嘆にくれる由利かわいい。(すまん)
教授は一体何者なんだろうか…

(^▽^・)いやマスターのことじゃなくて!
(●●)(キョトーン)
かわいい…坂本くんのキョトン顔かわいい…

ホラー風味の不穏な緊迫した空気、そして怒涛の伏線回収!

(^▽^・)トイレのドアを云々
(●●)(キョトーン)
かわいい…坂本くんのキョトン顔かわいい…

( ☉_☉.) !!
びっくり顔かわいいいいいい!!!!!!
次ぎゅーっとかまえる由利かわいいいいいい!!!!!!

(●●)由利すげえな云々!
はしゃぐなwww

備忘。ここ忘れなければ後で消します。
・「まずは俺が信じなきゃ」―信じればそうなる―「だから信じろ」
・「俺たちそんな話聞いてなかったっけ?」「~でもあれ長谷川が言ってたんだっけ?
・「考え事をしていても足を勝手に動かして自宅へと云々」=冒頭井ノ原くん「気づいたら家」
・「無心とは」「天からアイデアが」=三池「インスピレーションが」「ハートで描く 心で描くんだ」不安になる・迷う=邪念=「絶対に焦っちゃいけない」→「いい結果は生まれない」「出来ることも出来なくしてしまう」
備忘終わり

「想像するんだ」「想像するよ」のやりとり、本の帯に載ってそう。
なんかここに来て急に確固たるものになったこのふたりの信頼関係に泣けてくるんだよ…(病気)

バァァァァァァン!!!

これ鳥肌立ったよね…

ちぎれた翼、坂本くんがクルクルクルッ!って腕回すとこ好き。

三池とサエコの邂逅を語る長谷川くんの叫ぶような早口あまりに悲痛で胸が痛い。

水を差すようだけど、

な ん で 手 紙 持 ち 歩 い て ん の 問 題

形見的な?

ともあれ三池の胸が張り裂けそうな「I love you…」の叫びの悲しい美しさよ。
叶わぬ想いを叫ぶ長谷川の「I love you…」のやりきれなさよ…

病室に戻って「変な夢だった(´ε`)」「あれは多分夢だよ(●●)」「あれは夢だ(^▽^・)」って、
観に行った時は「え〜?!夢?!そんなまとめ方でいいの?w」ってのんきなこと思ってたけど、よくよく考えたら冒頭の「夢だったんだけどね(´ε`)」「夢?!夢って寝てる時に見るあの?(^▽^・)」「夢オチかよ!(●●)」「変な夢(^▽^・)」と繋がってたんだなと…気づくの遅いわ…

(´ε`)君に絵を描いてもらうのは初めてじゃない気がするよ
(´ε`)そっか…あれは僕じゃなかったね

これ、劇場で観た時はなんかあんまりピンと来なかった。
いやまあ、そうだけど、みたいな。
でもバックにSing!が流れてたのにDVDで気づけたからああ、サエコのことね、ってやっと腑に落ちた。
だから「自分のことは誰だかわからないのに君たちのことはわかる気がするよ(´ε`)」っていうのもサエコの心が長谷川の心を通り抜けて、長谷川が長谷川という自分を失ったのなら当然のことだったんだなとここに来てやっと繋がった。

わたしへ ※再度備忘 忘れなければ後で消します
・「これ僕だよ」 助詞 特定と排除
・サエコを記憶喪失に仕立て上げた長谷川自身が記憶喪失ともいえる状態。
三池の絵を見て「これが僕だよ」と「雷に打たれたように鮮やかに」「すべて思い出」す…?

わたしより。

2階から観た時に見えたスケッチブックは真っ白だった。
だからというか元々というか、演じる上での解釈というか理解は彼らのなかにあっても、作品として提示する明確な答えはないんだと思うので、自由に好き勝手に解釈するけど。

最後のChange Your Destinyの曲中、由利は研究室のカウンター的なとこに腰掛け、三池はイーゼルに手をかけていて、長谷川の周りには病院のベッドはなく、病床で常にしっかり着込んでいたガウンははだけて羽織もの状になってた。

んで、最後のDahlia、作品世界の延長上として捉えるなら、その後の3人の暗示的なものなのかなーと思ったり。
明るい未来、仲良し3人組、大団円、的な。

なので、「すべて思い出した云々」も考えあわせると、最終的に三池の絵によって長谷川は自分を取り戻したんだと解釈してます。

ただ、最後の最後で「Thank you my girl」のままなのはなんでなのか再考の余地がありますけど。
ここgirlが残ることでサエコと3人のハッピーライフ!みたいに思えちゃうんだよな〜。
3人を結びつけたサエコ、もしくはサエコの存在が3人それぞれ信じる道を行く決意を固めさせるきっかけになったことに対してなのかしら。

2回目ののChange Your Destinyも長谷川を見つめて語りかけるように歌い出す三池・由利見てるとなんか、長谷川を導くなにか精霊的なもの?の雰囲気を感じなくもないし、いや精霊ってオカルト(?)かよ。笑
比喩だよ、比喩。

あと「小説の登場人物に過ぎな」くて、全部またはほとんどが小説のなかの出来事なんだとしたら、Dahliaだけは4人のハッピーライフ!みたいな感じにもなりうるのかなー。世界線が違う的なのとか。(?)
邪推しすぎてこんがらがってきたよー。
あ、ほぼ全部が長谷川の小説ならツッコミどころ満載なのも「だから売れないんだよ~(笑)」ってことになるのかな。うん。うん?

ていうか考察しないっていったのに考察になっちゃったじゃんね、ちょー長くなっちゃったよ、えっ6000字超えてる爆笑、まだ考えたいことたくさんあるし、見落としてるとこも勘違いしてるとこもあるだろうから、これはこれで終わりにします。

本来辻褄合わせようとしたり考察したりしない方がいいというかそのまま「戸惑いを楽しむ」作品なんだろうとは思うけど、納得いくまで考察させていただきたいと思います~。

脚注[+]